台湾の靴下ブランド「+10・テンモア」のソックス。
単色のシンプルな靴下のように見えますが、よく見ると表面には細かな織の違いによる複雑な模様が隠れています。
素材:綿89%、ポリウレタン11%
サイズ:22-24cm
かかとからの長さ:15cm
**お手入れについて**
手洗い/最高水温は30℃を超えないこと
乾燥機による乾燥は避けてください
靴下王国へ +10・テンモアが生み出すモノ
台湾生まれの靴下ブランド+10・テンモア。
シリーズごとに製作のテーマを定め、次々とユニークでかわいい、思わず笑顔になってしまう、そんなソックスを生み出しています。
ソックスの織にもご注目。そのほとんどはデザインを細部まで表現するため繊細で複雑。
あふれるインスピレーションを台湾の靴下産業に携わるひとたちの手を借りながら形にしているソックス、それが+10・テンモアのソックスです。
「世界サウンドトラック」、「神々からのレシピ」、「海が踊る」など毎回のテーマはその名前からしてユニーク。
同じように商品ごとに、そして驚くべきことになんとカラーにもそれぞれユニークな名前がついているんですよ。
アナンセセム
西アフリカの伝承で広く語られるアナンシの物語をご存じですか。
それはこんな物語。
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世界の始まりに「物語」はなかった。
「物語」は創造の神ニャメの箱の中にあった。
物語が聞けない蜘蛛のアナンシはつまらなく思い、糸で天まで登り神様と交渉をした。
ニャメは「価格は高くつくよ。1.短剣の歯のジャガー 2.火の針の雀蜂 3.人がまだ見ぬ妖精 を捕らえることができたら物語を全てやろう。」と言った。
アナンシはこの難題を見事に達成し、「すべての物語の王」になった。
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アナンセセムはこのアナンシのアシャンティ州(ガーナの一州)での呼び名です。
アナンシの物語は日本語で読めるものもあり、読んでもらった子供たちからの評判は上々のようですよ。
「アナンセセム3/4ソックス」は普段より少し粗い糸を使用し、織りあげる回数をへらしているそうです。
そうすることで、織り模様により立体感を持たせています。
単色の表面にある凸凹模様はあまり目立ちませんが、普通のソックスと違っているのはすぐにわかります。
それはまるで、アナンシが物語の中で敵に勝ちながらも、難を逃れる為に自分の足跡をカモフラージュするかのようなそんな風合いなのです。
カラーは現在2種類
{人がまだ見ぬ妖精}
どんな洋服とも合わせやすい薄いグレーに、控えめながら精密に様々な模様が織り込まれています。
ざっくりとした風合いがナチュラルなお洋服にも合わせていただきやすいソックスです。
{短剣の歯のジャガー}
こちらもアナンシの物語が由来のカラー名。
差し色にしたい、パキッと明るいレッド。
そっと、でもしっかりと編み込まれた柄が少しだけ主張する、そんな靴下。
【+10・テンモア】
+10・テンモア2012年に設立された台湾の靴下ブランド。
「10」は10本の足の指から、「+」はmoreの意味で、今よりも前に進んでいくことを表しています。
+10・テンモアの創作の主軸は「多様性」。
靴下の長さや材質、編み方でそれを表現しています。
ソックスのデザインだけでなく名前、カラー名のひとつひとつからも、クリエイターのさまざまなメッセージを感じることができるブランド。
“どんな宇宙観を持っている人でも、生活のささやかなところに気を配っていれば、自分を中心に世界を広げて生きていける”というブランドからのメッセージ。
靴下という小さな日用品に、のびやかで自由な美しい想像力と台湾の豊かな自然の風景を感じることができます。
創作のテーマは多岐にわたり、遊び心あるデザインや色使いが特徴的。
履き心地にもこだわり、わたしたちの新しい一歩、ちょっとうれしい一日にそっと寄り添ってくれます。
【名前の後ろの数字ってなに?】
1:1や3/4などの数字と記号の組み合わせは、靴下の丈を表したものです。
足裏部分を1として、かかとより上部のソックスの長さが足裏部分とほぼ同じなものは「1:1」。
二つに折り畳んだときにピッタリ重なるような長さです。いわゆるクルー丈。
3/4は、足裏部分よりも4分の3くらい短めになる。ロークルー丈。
1/2は、足裏部分の半分くらい。アンクレット丈。
かかとを基点とした長さも表記していますので、
靴下選びの参考にしてみてください。
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