台湾の靴下ブランド「+10・テンモア」のソックス。
素材:綿73%、ナイロン15%、ポリウレタン12%
サイズ:22-24cm
かかとからの長さ:12cm
**お手入れについて**
手洗い/最高水温は30℃を超えないこと
乾燥機による乾燥は避けてください
心臓の重さ3/4ソックス
古代エジプトでは死後冥界を旅し、最後の審判を受け来世での復活を遂げることができる・あるいは楽園に行けると信じられていました。
人の魂は亡くなってから、エジプト各州の守護神42柱の神審判を受け、その中の自白により死者の神アヌビスの立会の元、ラーの秤で心臓を測る儀式を行う。
秤の片側には死者の心臓を置き、もう一方には正義の女神マアトの羽を載せて量る。
正しい行いを行った死者の心臓なら真実の羽とは釣り合い、秤を読み取ったオシリスは誓言通りに転生させるが、不釣り合いになった場合、心臓は火の湖へ捨てられ、来世の復活はなく完全に消滅される、そう考えられていたのです。
「心臓の重さ3/4ソックス」は裁判でゆれる天秤を表現したもの。
重い時もあれば軽い時もあり、一生という時間を裁判するのだ。
そんな思いが表現されています。
特殊なフェザーヤーンを使用し、軽やかさと心臓の温度を表現したソックスです。
カラーは3種類
{星辰}
星辰(せいしん)とは星々のこと。
古代エジプトの最後の審判はいくつか異なる伝承があるようですが、罪を犯していないものは、星へと転生するとする伝承もあるようです。
濃紺の糸と白の糸で織りあげたことで出てくる絶妙なブルーの色合いに心惹かれる1足。
{ジャッカル}
古代エジプトで死者の神、ミイラづくりの神として崇められたアヌビスは、犬またはジャッカル(アフリカンゴールデンウルフ)の姿で描かれています。
その毛色を思わせるやわらかな黄色とブラックのモチーフが温かみを感じさせるソックスです。
{火の湖}
邪悪な心臓は、火の湖へと投げ捨てられるという最後の審判の言い伝えをモチーフにした色使い。
暗めのオレンジと藍色の糸で表現されるその色遣いは不思議と心に残る、印象的ででも落ち着いた印象になっています。
【+10・テンモア】
+10・テンモアは2012年に設立された台湾の靴下ブランド。
「10」は10本の足の指から、「+」はmoreの意味で、今よりも前に進んでいくことを表しています。
+10・テンモアの創作の主軸は「多様性」。
靴下の長さや材質、編み方でそれを表現しています。
ソックスのデザインだけでなく名前、カラー名のひとつひとつからも、クリエイターのさまざまなメッセージを感じることができるブランド。
“どんな宇宙観を持っている人でも、生活のささやかなところに気を配っていれば、自分を中心に世界を広げて生きていける”というブランドからのメッセージ。
靴下という小さな日用品に、のびやかで自由な美しい想像力と台湾の豊かな自然の風景を感じることができます。
創作のテーマは多岐にわたり、遊び心あるデザインや色使いが特徴的。
履き心地にもこだわり、わたしたちの新しい一歩、ちょっとうれしい一日にそっと寄り添ってくれます。
【名前の後ろの数字ってなに?】
1:1や3/4などの数字と記号の組み合わせは、靴下の丈を表したものです。
足裏部分を1として、かかとより上部のソックスの長さが足裏部分とほぼ同じなものは「1:1」。
二つに折り畳んだときにピッタリ重なるような長さです。いわゆるクルー丈。
3/4は、足裏部分よりも4分の3くらい短めになる。ロークルー丈。
1/2は、足裏部分の半分くらい。アンクレット丈。
かかとを基点とした長さも表記していますので、
靴下選びの参考にしてみてください。
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